脂漏性皮膚炎の処方薬・市販薬・漢方薬の種類まとめ

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こんにちは。「俺の嫁」です。
脂漏性皮膚炎の治療は、処方薬から一般の市販薬、漢方薬まで色々とあります。

今回は一定の効果があると言われているものについてまとめてみました。

処方薬の種類

・外用抗真菌薬
脂漏性皮膚炎の原因はカビの一種であるマラセチア真菌の大量増殖です。
そのため、皮膚科ではこのマラセチア真菌を退治するための薬が処方されます。

一般的にはケトコナゾール、イトラコナゾール、ミコナゾールなどのイミダゾール系抗真菌薬が有効であるとされています。

・外用ステロイド
炎症が酷い場合は外用抗真菌薬に加えて外用ステロイドも処方されることがあります。
外用ステロイド自体にマラセチア真菌を殺菌する効果はありませんが、炎症を抑えて皮膚の状態を症状を落ち着かせるという意味では効果があります。
薬の強さは5段階あり、顔には比較的弱いもの、頭皮には強いものが処方されることが多いようです。

・抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤
かゆみなどの炎症が酷い場合は症状を抑えるために抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などの内服薬も合わせて処方されることがあります。

・抗菌剤
患部をかきむしったりすることで炎症部分が細菌感染を起こしてしまっている場合は抗菌剤も合わせて処方されることがあります。

・ビタミン剤
ビタミンB群やビタミンCには皮膚の新陳代謝を促し健康な肌を保つはたらきがあります。
そのため、治療の補助としてビタミン剤が処方されることがあります。

市販薬の種類

・抗ヒスタミン系外用薬
塩酸ジフェンヒドラミンを有効成分とする塗り薬はドラッグストアでも販売されています。
保湿効果もあるので、乾燥によるかゆみや過剰な皮脂の分泌なども抑えることができます。

・外用ステロイド
薬の強さが穏やかなものであればドラッグストアなどでも購入することができます。

・抗真菌剤の入ったシャンプーや洗顔料
マラセチア真菌を退治する抗真菌剤の入ったシャンプーや洗顔料なども販売されています。
処方薬と併用してこれらの使用を勧める医師もいます。
これらはネット販売が中心です。多くの商品が販売されているのでどれを使用してよいか分からないという方も多いようです。

主人の体験レポートを是非参考にしてみてくださいね。

漢方薬の種類

よく用いられるものとして、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)・柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)、消風散(しょうふうさん)などがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。漢方薬は処方薬を使用してもなかなか症状が改善しないという方が使用するケースが多いようです。
漢方薬局では一人ひとりの体質に合わせて効果的なものを処方してくれるので、相談してみるのも一つの方法かもしれません。

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