脂漏性皮膚炎とニキビの違いと完治までのプロセス

LINEで送る
Pocket

こんにちは。「俺の嫁」です。
顔に赤いブツブツができてかゆみがある場合、殆どの方はニキビができたと思うのではないでしょうか。
ドラッグストアなどでニキビ用の塗り薬を一生懸命塗ってもなかなか治らず、皮膚科を受診して初めて脂漏性皮膚炎だと知る人が多いようです。
私も主人が脂漏性皮膚炎になるまではそんな病気があること自体、知らなかったくらいです。

そこで、今回は脂漏性皮膚炎とニキビの違いについてまとめてみました。

脂漏性皮膚炎とニキビの原因

脂漏性皮膚炎とニキビは原因となる菌が違います。
ニキビの原因がアクネ菌であることはよく知られています。

一方、脂漏性皮膚炎はカビの一種であるマラセチア真菌という菌によって発症します。
いずれの菌も私たちの身体に常在する菌で、病原性微生物の繁殖をおさえるはたらきがあります。

マラセチア真菌やアクネ菌は皮脂や汗が大好物です。
何らかの原因で肌の水分と油分のバランスが崩れ、皮脂が過剰になった時、皮脂をエサに一気に増殖し悪さをするようになるのです。

脂漏性皮膚炎とニキビの治療

残念ながら素人では見た目で脂漏性皮膚炎なのかニキビなのかを見分けることは難しいでが見分ける方法として、「白いとニキビができるとニキビ」「赤く炎症を起こしていると脂漏性皮膚炎」の場合が多いです。病院では皮膚を採取して顕微鏡で調べ、原因菌を特定することができます。

大して患者の肌を診ず、まずニキビの治療薬を処方する医師や、検査にはお金がかかるのでやみくもに検査しない医師もいるようですが、症状が長引いて改善しない場合は原因を正確に特定することが大事です。検査して欲しい旨をきちんと医師に伝えましょう。

脂漏性皮膚炎とニキビが完治するまで

ニキビにも難治性のものがありますが、一般的に脂漏性皮膚炎は完治するまでニキビよりも時間がかかる傾向があります。
顔の脂漏性皮膚炎の場合、完治までは2~3週間が目安ですが、それ以上かかる場合もあります。

中には症状が改善しないと治療を途中であきらめてしまったり、少し良くなったからと自己判断で治療を中止する方もいるようです。再発を繰り返すと症状が慢性化し治りにくくなってしまうので、医師の指示通りに根気強く治療しましょう。

まとめ

自己判断して市販薬を買って治療することは、症状を長引かせる可能性があるのであまりお勧めできません。
肌に異常がある場合はまず、皮膚科を受診しましょう。

万一、脂漏性皮膚炎だった場合は、処方された薬での治療と並行して専用の化粧品やシャンプーを使用することも効果的です。
シャンプーについては主人の記事を是非参考にしてみてください。

LINEで送る
Pocket